わきがを判定する色々な指標
わきがの判定方法としては、『わきがの耳垢による判定法』が最も信頼されていますが、その他にもいろんな判定する指標があります。
わきがの判定する際に参考にされて下さい。
毛深さ
アポクリン汗腺は毛穴とつながっていて、わき毛の濃い人は毛穴が多いということになり、比例してアポクリン汗腺も多いということになります。
毛の量が多いほど、わきがの元であるアポクリン腺も多い傾向にあるということです。
すなわち、わき毛が太く多い人は、雑菌が繁殖しやすく、わきが体質であるということになるのです。
脂性
脂性の人は、性ホルモンの働きが活発で皮脂の分泌が多い為です。
皮脂の分泌が多いといことは、アポクリン汗を大量に出しているということになるので、脂性の人はわきが体質の可能性が高いとも言えるのです。
食生活
高カロリー・高脂肪の食事を多く摂取するようになると、わきが体質になる傾向があります。
黒人や欧米人などのように動物性の脂肪をとりすぎた場合、アポクリン汗腺から出る分泌物に臭いの原因となる脂肪成分が増加するので、わきが体質の人が多く見られます。
お酒
お酒が好きであるということにより、アルコールによる汗腺の働きを増幅させてしまうことで、エクリン汗の分泌を促してしまい、わきが臭も強まる傾向があります。
汗ばむ
興奮したり、緊張したりするとすぐに汗をかいてしまうということは、多汗症であるかもしれません。
多汗症であるということは、臭いを放つ原因が多く存在する傾向にもなりますので、注意が必要でしょう。
ストレス
精神的なストレスなどの場合にかく汗はエクリン汗ですが、エクリン汗がよく出たり多く出たりすると、アポクリン汗や皮脂と混ざり合い、皮膚の表面の細菌により分解され、独特のわきがの臭いが発生する確立が高くなります。
汗ジミ
黄色い汗ジミの要因は、脂肪・タンパク質・鉄分・色素などですが、これはアポクリン汗の成分なんです。
黄色い汗ジミがよくできるということは、アポクリン汗腺が活発で分泌量が多く、又はアポクリン汗の成分である脂肪・タンパク質・鉄分・色素の濃度が高いといことです。
その場合は、わきが体質の傾向があります。
足の裏が臭う
足の裏にはエクリン汗腺のみが多く分布しているのですが、大量に汗をかいてしまうと無臭であるエクリン汗も、皮脂や細菌が混じり合うことにより臭いを発生させてしまうのです。
足の裏に大量の汗をかくということは、足の裏にエクリン汗腺が多いということになり、すなわち、腋の下のエクリン汗腺も多いとされ、わきが)体質の傾向にあるとされるのです。
遺伝
わきがの体質は、遺伝による傾向が高いとされています。
片親がわきがの場合は約50%、両親がわきがである場合は約75%の割合で遺伝すると言われているのです。
自分自身で臭う
普段から、自分自身でわきが臭うといっても必ずしもわきが体質であるとは言えません。
また、わきが体質は遺伝によるものが大きいですから、わきが体質である家族のいる家の中では分かりずらいかもしれません。
臭いを確かめるには、お風呂上りに臭いを嗅いでみるのがベストでしょう。この時に腋の臭いが分かるのでしたら、わきが体質の可能性か高いと言えるでしょう。
他人からの指摘
他の人からの指摘は、自分では分からない場合にとても貴重なものです。
ただ単に汗臭いのかもしれません。
臭うと言われることが多い人は、わきが体質のことについて真剣に考えてみた方がよいでしょう。
わきがのその他判定方法関連ページ
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