わきがの症状

わきがはどんな症状があるの?

わきがの症状には、脇などからの腋臭臭、すなわち、運動時などにかくエクリン腺の臭い(酸っぱい臭いと表現されることが多い)とは違う特有の臭いがし、その臭い自体は人やその時の環境などによって違いがあるため一概には表現できないようです。

 

しかし、この臭いはしばし他人に不快感を及ぼすことがありますが、これは様々であり人によって臭いが判別できなかったり、家族内に腋臭症の人がいたりすると懐かし臭いと感じたり、また良い臭いとする人もいたりと様々なようです。

 

エクリン腺(えくりんせん)とは、人間のほぼ全身の体表面に分布している汗腺。人間が出す汗の殆どはこのエクリン腺からの汗(エクリン汗という)なんです。
エクリン汗の成分はアポクリン汗に比べて薄く、エクリン腺は、毛穴とは独立していて、比較的皮膚表面から浅いところに位置します。

 

エクリン腺がない部位は、陰茎の亀頭、包皮の内側、陰核、小陰唇、外耳道、爪床、唇などです。

 

腋臭症は独特の臭いをもつがこれは病気ではないというのが大半の医師の見解であり、その理由は、

 

「風邪をひけば頭が痛くなったり、咳がでたりし、生活に支障を及ぼす上、その他の病気も併発するおそれがあるが、腋臭は本来、古来から人間が持つ臭いであり体臭そのものは通常の範囲であり、生活に支障を及ぼさないというものである。」

 

ということである。

 

そのため、強度の腋臭症以外は保険の適用にならず、治療も美容外科が行うことが多いのが現状です。

 

しかしながら、腋臭症の大半は、それを過度に気にすることが多く、自己臭恐怖症や精神性多汗症、さらには鬱病など併発する恐れがあり、現社会では腋臭症を軽視することは出来ません。

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